9月25日の第3回団交の記録。長いけれど、中央タクシーという会社がどういう会社か、よくわかるので読んでほしい。会社は宇都宮司社長、総務部長、営業所長の3名。組合は分会3名先頭に9名が参加。11時から12時まで一時間。場所は藤岡市みかぼみらい館。
群馬合同労組書記長清水:回答書ありますか。
社長:回答書、文書はないです。
清水:じゃ口頭でいいんで、一通り回答してください。
社長:その前に3回目になるんですけども、
清水:自己紹介?
社長:そうですね。
---自己紹介---
社長:1番からでよろしいですか。
清水:はい。
社長:K分会長に対する、乗務外しの不当労働行為を即刻やめて、元の空港便乗務に戻す。ということですが。まず、乗務外しの不当労働行為ということですが、不当労働行為だという風なことではないと。ということです。そして、即刻やめるということですが、前回も十分にご説明したとおり、非常に難しいと。100%ということではないですが、極めて厳しいだろうと、ということでございます。よろしいですか。
清水:はい。
社長:2番。タイムカードの設置等により、労働時間(拘束時間)の適切な管理を行うこと。適切な管理は行っております。ということですね。
社長:3番。K分会長の問い合わせに対して、KO総務部長は、出勤時間を出庫前の20分前に設定すると回答したが、仕業点検、地図の確認、タコグラフのセッティング等、業務の安全な遂行のために、出勤時間は出庫時間の1時間前とすること。ということでありますが、出庫時間の20分前でよろしいだろうと、いう風に考えております。
社長:4番。乗務終了後、売上げの集計、乗務記録の作成、車両の清掃・整備など、諸雑務にかかる時間として、1時間を労働時間として扱うこと。1時間は必要ないだろうと思っております。
清水:どのぐらい考えてるんですか。
社長:乗務終了後1時間という定義が分からないんですが。どんな風に認識されていらっしゃるんでしょうか。
清水:だから、
社長:1時間にしろ、というのは、今どういう状況かっていうのは、ご存じで言っているんですよね。
TS:社長が考えている、必要な時間は何分なんですか。
社長:1時間を労働時間として扱うこと、と言っていると言うことは、今はどれぐらいかっていうのが分からないと主張できないですよね。それは業務指示で出てますから。業務指示を把握してないで言っているとしたらちょっと……
K:15分じゃ足らないですよね。
社長:15分ね。
K:という指示ですから。
社長:そうですよね。
K:それだととてもとてもとという感じですね。
社長:そうですね。だから15分という風に言っているということですね。
清水:それで十分だと言ってるわけですか。
社長:あの、点呼終了後ですかね。
社長:だから、ここに、車両清掃とか書いてありますけど。売り上げの集計なんて書いてありますけど。
S:それはじゃあ、地図調べも全て終わって15分ということなんですね。会社の言い分は。
社長:どういう風に認識されていましたか。
S:法律で決められている終業点呼してないわけで、そのあたりの乗務終了後なのか清掃も含めて全て終わった後の終業点呼なのか。実際やってないので。非常に終わりが曖昧なんですよ。それで15分と掲示されると、終わって、営業所に着いてから15分なのか。その部分がはっきりしないんですよ。もし営業所に着いて乗務が終わって15分後であれば、とてもとてもそんな時間では、次の勤務やら当日の清掃とか全部終わらないわけで。そこをきちっとはっきりしていただきたい。たとえば自分がYM所長に言われたのが、地図を調べていたんですよ。で、YM所長に言われました。「チャート紙は出したか」と。「出しましたよ。」「で、今やってるのは?」「サービス残業になっちゃうんですかね。」「ならいいよ。」って言ってくださるんですよ。要はだから、会社の業務である地図調べをしているのも、YM所長に言わせると、労働時間に入ってもらっちゃ困る。サービスでやりなさい。そういう指示なんですね。
YM所長:そんなことは言っていない。
S:そういう感じでしたよ。
YM所長:自分で感じただけだね。
S:じゃ何でいちいち「チャート紙どうしたって?」って、なんか心配してますよね。
清水:地図調べも労働時間のうちですよね。
社長:労働時間というか、その15分の中ですね。つまり、点呼が終わった後に、あるいは、業務の合間に。
S:社長、点呼って無いんですよ。
K:実際やってないんですよ。
S:点呼って無いんですよ、この会社は。今まで一回もしたことがない。まぁ、出発するときは確かに点呼あります。帰りはないんですよ。
社長:あ、そうですか。
S:そうなんですよ。
一同:(笑い)
清水:そうなんですかって。よく適正な管理って答えてますね。(笑)
S:長野では分からないです。群馬では、帰りの点呼無いですよね。無いですよね?所長。
YM所長:お疲れ様でしたぐらいだよね。
S:お先に失礼します。はい、お疲れ様でした。もうそれで終わりなんですよ。
YM所長:精算終わって提出してそれでそっから、
S:それで地図調べしてですよ。
清水:「お疲れ様」は点呼じゃないですよね。挨拶ですよね。
YM所長:まぁね。(笑)
清水:まぁね、じゃなくて、明らかに挨拶ですよね。(笑)点呼じゃないですよね。
K:そこがはっきりしないのに15分だと言われても、どこから出発点で勤務終了の15分なのか全然はっきりしない。そういう現実があるんですね。
YM所長:実際には20分だけどね。
K:実際の運用とかそういう問題もあれなんですけど。
社長:非常に人数も少ないですからね。会話がね、十分にできる環境が……ですので。人数の大小と言うことではありませんけども。何かがあれば、会話ができるっていうね。だから、チャート紙どうしろ、そういう風に声かけられるわけでありますね。
清水:最後、終業点呼やってないっていう認識は無かったんですか。
社長:だから挨拶ね。非常にコンパクトなね、営業所でありますから。
清水:コンパクト関係ないでしょ。だから、終業点呼はやってたという認識はありますかって聞いている。
社長:終業点呼ね、挨拶みたいになってたかもしれないですけどね。
清水:挨拶が終業点呼なんですか。
社長:挨拶がひとつの節目じゃないですかね。
K:終わったとか、そういう確認とかそうですけども、実際終業点呼の項目は法令で決まってますよね。
清水:挨拶を時間で記録しますか?お疲れ様、っていう挨拶した時間を記録しますか?管理って記録ですよね?してますか、って聞いているです。記録はしてますかって聞いてる。
社長:記録はしてますよ。
清水:挨拶を?
社長:挨拶はしてないです。
清水:じゃ、何を記録してるんですか。何を記録してるんですか。
社長:何を?
清水:終業時間。
社長:たとえば?
清水:たとえばじゃないよ。聞いてるんだよ。会社、あなた、社長が言ったんでしょ。適正にしてますよと。法令でね、適正にしてるんであれば、終業時間の点呼、これ法律で決められていますよね。それしてるってことですよね、適正にしてるってことは。法律で決められた終業点呼をしているってことですよね。違いますか?
社長:日報を書いて、出しますよね。それが所謂出すということはね。
清水:日報を出したのが終業点呼?
社長:まぁそうでしょうね。日報を出して、
清水:日報を出したのが終業点呼ってことね。
社長:そこはね、、あの、、そういう、、あの、、ひとつの、そいういうことですね、、手渡すというタイミングというのはね。
清水:確認しますよ。日報提出が終業点呼ですね?
社長:まぁそれ、断言する訳じゃないですけど、、、
一同:(噴出)
清水:会社はね、適正な管理は何を根拠に言っているんですか。適正に管理しているという根拠は、終業点呼は、今社長が言ったのは、日報の提出がそうだよって言ったんですよ。それでいいんですねって。
社長:まぁ、ちょっと私の認識がちょっと浅いかもしれませんけども、、、
一同:(噴出)
清水:浅いって。最高責任者なんだから。適正な管理してますよってここで断言してるんですから。社長の認識を聞いてるんです。社長の認識が全てなんだから。
社長:まぁ、業務を終えてね、帰ってきましたと。で、洗車をして。日報を締めて。日報ってのは、大体もう、普通はね、帰ってくる、、まぁ私が乗務したときはね、大体もう、空港便っていうのは、タクシーと違って、あらかじめもう仕事が、ほぼね、想定されますので。まぁ、つまり、帰ってきたときには日報ってのは大体書き終われる状態に、大体なるんですよ。私なんか、信号の時にバーッと書いちゃいますから。
群馬合同労組副委員長須永:信号の時って、、、
YM所長:空き時間ね、大体計算できますから。
社長:休憩してる時間とかに書けるんですよね。
YM所長:大体、……通り書いていけば終わるわけだから。それを帰ってから全部やろうと思うと時間掛かっちゃうわけで。
社長:まぁ、そうやってね、戻ってきて、一通りの流れを終えて、ありがとうございましたと。ね。日報を出して。いうことですよね?
清水:もう一回確認しますけど、日報の提出が終業時間、終業点呼の代わりってことでいいんですね?
社長:そうですね。
清水:はい。では、地図調べも労働時間だけども、日報の記入も、信号待ちの時間だとか、空き時間にやれと。
社長:全部やれというか、普通はね、そうやって生産性を上げるっていうのは会社の大事な仕事ですよね?
清水:うん。いいですよ。そうやって生産性を上げてくれと。
社長:それはそうでしょ。
清水:で、それはいいですよ。その上で、やりきれなかったものね、信号待ちの時に書いてたら危ないですよね。
社長:信号待ちで書くっていうのはね、全部ずっと書いているってわけじゃありませんよ。
清水:だから、社長はそうやってやったんでしょ?
社長:私?
清水:うん。
社長:私はね、、、
YM所長:乗務記録の時間ぐらい書けるじゃないですか。乗務記録の時間ぐらい書けるじゃないですか。
清水:わかりましたよ。そうやって生産性を上げるっていう指導はいいですよ。だけど、全部が終わる訳じゃないわけじゃないですか、それは当然。
社長:まあね、信号待ちに書けっていうのはちょっと大げさだけどもね。たとえば、一回乗務をしてね、お客様をお送りしたら、そしたら書くわけですよ。記録をね。そうやってやってどんどん書けることっていうのはたくさんあるわけです。うん。そうすると、大体会社に来るときにはほぼね、ほとんど全てのものはね、、全部じゃないですよ。書き終わることができるんですね。
清水:それを前提にして、15分ないしは実際には20分って言いましたけども。で、十分だろうっていう会社のね、判断ですよね。それはとりあえず分かりましたよ。だけど、終わらなかった場合だとか、車の洗車だとかね、清掃。それも労働時間ですよね。
社長:だから15分で終わるようにしてもらう。
清水:だから、それが終わらなかった場合。15分で終わらなかった場合。
社長:終わるようにしてくださいと。
清水:終わらなかったらどうするんですか。
社長:終わるようにしてください。
清水:終わらなかったらどうするんですか。
社長:終わるようにしてください。
清水:終わらなかったらどうするんですかって聞いてる。
社長:終わるようにする。
清水:だから、終わらなかったらどうするんですか、って聞いてるの。
社長:終わるようにするんです。
清水:終わらなかったらどうするのかって聞いてるんです。
K:あのですね。たとえば洗車機が使えないと。冬期間かなりあるわけですよ。深夜。水道出して手洗いして、中、綺麗にマットとか全部掃除して、で、何分かかると思います?それたとえば、日報とか記入した部分を除いて、仮に10分で終わらせようとしたらとんでもないことですよ。できませんよ。どんなにいい加減にしても。拭き上げとかそういうことをしなくても。ただ単に汚れを落とすだけ。それでも10分で終わらないですよ。冬場。それを15分でやれって言うんですか。日報書き納金し……を。
社長:日報、、、納金を終わってからでしょ。出すのは。
K:だからそれを含めて、15分で、、、
社長:納金を終わってからじゃないと日報出せないじゃないですか。
K:だから、それも含めてですか。15分でやれというのは。
社長:だから納金、、、終業点呼の時は納金終わってるわけなんですか。
K:そうですね。終業点呼が終わった後、たとえば地図調べにしても、群馬件数何件あるか分かります?1日当たり混んでると。行きだけでも6件7件あるんですよ。15分で終わりますか?住宅地図調べて。調べずに行けますか?
社長:調べますよね。
K:調べますよね。15分じゃ絶対終わらないですよ。
社長:うん、、、そういう認識なんですよね。
清水:だから聞いてるんです。15分で終わらなかったらどうするんですかって聞いてるわけです。
社長:15分で終わると。
清水:だから終わらなかったらどうするんですかって聞いてる。
TY:やめちゃえばいいんですか。途中で。
清水:投げ出していいんですか?投げ出してくれってことですか?それは社長の指示ですか?15分でやれと。終わらなかったらもう打ち切りにしてくれと。そういう社長の指示でいいんですか?方針で?
社長:だから、できるように工夫をしてくださいということです。
清水:だから、工夫をしてもできなかったらどうするんですか、って聞いてるんですよ。
社長:できるように工夫をしてください。
清水:だから、工夫をしてもできなかったらどうするんですか、って聞いてるんですよ。
社長:どうすれば工夫をできるんですかってことを……
清水:だから、工夫をしてもできなかったら投げ出していいんですか、って聞いてるの。
社長:できるようにしていくことを考えてもらいたいです。
清水:だからできなかったらどうするんだ、会社はどういう風に扱うんだって聞いてるんですよ。
社長:だからできるようにがんばってください。
清水:何言ってるんだよ。
一同:馬鹿じゃないの。
清水:ふざけるんじゃないよ。できなかったらどうするんですかって。会社としてどう扱うんですか、って聞いてるの。
社長:だからできるように工夫をしてください。
清水:だからね、意味分からないの?
社長:意味分かりますよ。
清水:できなかったらどう扱うんだって聞いてるんですよ。
TS:工夫しても工夫してもできなかった時どうするだ、って聞いてるの。
清水:工夫してできるはずだと。工夫してできないのはあんたの責任だと。だからサービス残業でやれと。いうのが会社の方針なんですね。
社長:できるようにしてくださいねって、、、
清水:できなかったらサービス残業でやれ、ってことだね。
TS:お前が、(清水より発言を止められる)
清水:できなかったらサービス残業でやれっていうのは会社の方針ですね。
社長:できるようにしてください。
清水:できなかったら、自分の責任だよってことですね。
社長:できるようにしてください。
清水:できなかったら会社の責任じゃないんですか。会社はもう知らないってことね。
社長:できるようにしてくださいね。
清水:サービス残業ってことで?
社長:そのためにはどんなことができますか。時間内に終わらせるためにどんなことができますか。
清水:だから、できなかったどうするんだって聞いてるの。
社長:だから、時間内でやるためにはどうすればいいか考えようと。
清水:できなかったら、じゃあ打ち切りでいいんね。でいいよ。組合はもうそういうね、打ち切りで……ってことでやるからね。ね?出勤は20分前に出ると。打ち切る。それ以外の業務はやらないよ。
社長:そんなこと言ってないですよ。できるようにしてください。
清水:じゃあどうするの。終わらなかったら。
社長:どうやればできるか考えてください。
清水:だから終わらなかったらどうするの。
社長:どうやるか考える。
清水:終わらなかったら、じゃあもう、、、
一同:どうするんだよ。
K:確実に終わらない場合はどうするか聞いてるんですよ。
S:昨日自分が地図調べをして1時間半かかりました。件数がかなり多かったものですから。しっかりと。YM所長に言われていますから。ナビで行くんじゃないお前は、ってね。怒りましたよね。
YM所長:迷うからね。
K:迷うから。
S:迷うから。だから、必要なんですよ。地図調べっていうのは。時間掛かるんですよ。中間に確かに2時間とか空きがあれば、戻ってきて、自分もなるべく早く帰りたいから、そういう風にしますよ。ただ、今言ってるのは社長、15分でどうにかしろ。掃除もできませんよ15分じゃ。日報上げるのだってギリギリ。足んないです。そこへ、地図調べも。全部15分でやれ。どうやってやれっていうんですか。それ無理でしょう。
K:これ終わったら15分で5、6件住宅地図調べてください。
清水:調べてください。
K:できる人いないでしょ。
清水:できる人がいたら、この人、工夫してやれますよと。いうのがあったら見せてください。
K:示して下さい。
須永:すき家の社長がね、ワンオペっていうんで、深夜独りでやるって。俺はやれるぞって。やって見せたっていうんですよ。だけどその後、みんなやめちゃってすき家を。それで外から入ったあれが、それに対してそんな形ではダメだっていうことで、すき家やめたんですよ。あなた社長だったらなんでも要求したことを答えるだけで通せると思ってるんですか。社会ではそんなので通らない状態だって出てるんですよ。
清水:ちょっと営業所長に聞きますよ。15分でできますか?
社長:あのー、3日前からね、地図を、、、
清水:ちょっと、営業所長に聞いてるの。
YM所長:3日前から伝票渡してますので。空き時間等利用すれば、それできるはずです。
清水:洗車は?
YM所長:洗車も空き時間に行くので、当然、給油と洗車終わってるはずです。
清水:みんな15分で終わってますか?
YM所長:大体終わってますね。
K:冗談。嘘つかないでください。15分で終わって無いじゃないですか。
S:終わってないじゃん……
K:何度も見てますよ。やらないの岩崎さんだけですよ。全く調べない。また馬鹿しゃべりしてるけど。
社長:なんて言いました?
K:馬鹿しゃべりしていってますけどね。あの、わきあいあいとしているのはいいんですけどね。15分で終わらないですよ。
社長:馬鹿しゃべりってのは心外ですよ。
一同:(噴出)
一同:何が心外なんだよ。
須永:世間話ですよ。
K:世間話ですよ。冗談で色々。みなさん。
清水:馬鹿話ってよく言うでしょ。
K:よく言うでしょ。冗談やって、それがまたいいところじゃないですか、この営業所の。違いますか?冗談を言って。こうわきあいあいしていると。その部分ですよ。
清水:まぁいい。社長はそうやって論点をずらすからね。それに乗らないでちゃんとやりましょう。
一同:(笑い)
清水:15分じゃ終わらない。現実。みんな知ってるじゃないですか。
社長:(小声で)うーん・・・
清水:だから、営業所長が15分で終わらない場合、どういう風に扱おうと思っているんですか。
社長:その中で、、、
清水:社長はいい。社長はいいって。営業所長に聞いてる。
YM所長:……空いてる時間をどう使うか……
社長:……どうやって工夫するかっていう。
清水:それが終わらなかったらどうするんですか。
社長:その中でどうやってやるか……
TS:聞いてねぇってお前には。
YM所長:終わらなかったら……
社長:お前はっていう言い方は失礼じゃないですか。
YM所長:そうだね。
清水:そういう風に言われない回答の仕方をしなさいよ。
社長:TSさん、、、
S:時間がないんですから社長。ちゃんとしましょうよ。
清水:ちゃんと誠意を持ってちゃんと答えていればね、そんな風に言わないよ。
須永:社長がどんどん出せばいいじゃないですか。こういう風にやれば終わるんだって。何も言わないじゃないですか。それは世の中では通らない状況、もう出てるんだよ、すき家で。
清水:単純なことしか聞いてない。終わらなかったらどうするんだと。会社の判断として、終わるように努力しますよ。
社長:どんな工夫ができるかっていう話でいけば、、、
清水:いや、だけど、終わらなかったらどうするんですかって聞いてるわけ。その労働管理。終わらなかったらね、たとえば故障でもおこってればね、車の調子が悪い、Kさんもそうだけどさ。そういうことがあるわけでしょ。それやらなくちゃいけないわけじゃない。ね?トラブルが起こったら15分じゃ終わらないですよね?
社長:うーん、そうですね。
清水:そのトラブルの対処にかかった時間はどうするんですかって聞いてる。
社長:トラブルには対処しなきゃいけないですよ。
清水:それが終わった時に、終業ですよね?
社長:トラブルにはね。
清水:うん。その時の終業管理をどうするんですか。
社長:トラブルの対処が終わってから点呼ってのはやるんですよ。
YM所長:じゃあ、地図調べの間も労働時間に入れろってことですか?
一同:そりゃそうでしょう。
YM所長:(ここで社長が「あーあーあー」と言いながらYM所長の発言を止める)
社長:あの、トラブルっていうのは対処してから、大体車が壊れるっていうのは運行中に起きることですから。
社長:そうじゃないですか?
清水:だから、、、
社長:清水さんがおっしゃっているトラブルってどんなトラブルのことですか?
清水:それはあの、、、
K:たとえばですね、運行中にたとえば起きても、気が付くのは勤務終了後に気が付く場合。たとえばテールランプの切れ、、、
社長:清水さんのおっしゃっている、、、
K:テールランプの切れ。これ、会社に戻ってきたら、あ、切れてるな、と気づく。洗車中に気づきますよね。手洗いなり、洗車機になり入れてるのを見てれば。そうすれば、当然すぐ替えないといけないわけですよ。次誰が乗るのか分からないし。まぁ予定は決まってますけども。急遽載る場合もありますから。室内灯が切れてたと。そういう球切れとか、トラブルといってもですね、我々がやらなければならない部分はあるわけなんですよ。ドライバーが常日頃、簡単な整備。それも、全部15分で納まらないんです。それがたとえばあれば。要はその15分で、超えた部分ていうのは当然出てくる。絶対工夫してもできないとこがあるんですよ。
社長:そのランプが付くっていうのは運行中に見えますからね。
K:見えませんよ。
社長:ん?
K:見えません。
社長:どうして?
K:え?
社長:どうして見えないんですか?
K:日中とか、、、日中とかたとえば気が付かない時があるんですよ。切れてる場面が気づかずに、たとえば、乗ってると夜、
社長:あー!
K:ヘッドライトとかテールとか気づかないでしょ。
社長:そういうね。
K:たとえばスモールランプ、ありますね。あのあたりは気づかない訳じゃないですか。そうすると、あれ、グリル出して全部引っ張り出してやると15分で終わります?
社長:それはあれですよ。あの、ね、そういうチェックが終わってから、だって、終わりでしょ?
K:あの、走行中に切れますから。ついてるときに電気は切れるんですよ。
社長:うーん。
K:フィラメントが気化して。
社長:いや、だから、終業点呼だからそういうの含まれてますから。一応それは確認してからあれですよ。でしょ?
清水:じゃあ、全部やってから出せばいいってことね。
一同:そういうことね。
K:……全て終わってから終業点呼って、、、
社長:全てというかね、その準備というか、その終業点呼に記載されている、、、
K:それをやってないから、聞いてるので。全て、じゃあ終業点呼は納金業務から点検から次の地図調べ、これも全部含めて、15分後、、、
社長:そういうことではないけども。
K:じゃあどういうことなんですか。どこまでがやるべき業務なのかはっきりしてくださいよ。15分じゃ終わらないことばっかり集めて工夫しなさいって言われても、困るだけでしょ?
社長:あー、ね。点呼の中には書いてありますよね。終業点呼にね。こう、マルしていきますよね。そういうことじゃないですか。
K:じゃあ全て終わった後ですね。
社長:全てっていうのが何なのかわからないけども。今言っている全てがね。
K:次回の勤務の準備。伝票の確認、地図調べ。これ、必要な業務ですよね?
社長:必要な業務だけど、いつやるかっていうのは、また別の話ですね。
清水:だから終わらなかったらその時やるしかないでしょ。
K:その時やるしかない。
清水:努力してやったけども、終わらなかった場合はそのときやるしかないでしょ。次の日の前にはやっておかなくちゃいけない訳だもんね。
社長:……工夫していかなければいけないってことですね。
清水:努力はするけども、だから終わらなかったら、帰ってきて終業点呼の前にやってから出すってことでいいんだよね。
社長:そうやって、その中で納めるかっていうことを考えるってこと。
清水:考えながらやればいいんだよね。
社長:考えるってこと。
清水:そのように理解しましたから。
清水:で、地図調べも業務ですよね。重要なね。
社長:そうですよ。
清水:はい。
清水:次です。5番目。
社長:あ、私が読むんですね。現在出庫時間は余裕のない無理な設定であるので、安全に交通違反をしないで間に合うように、余裕のある出庫時間に改めること。今の時間でよろしいんじゃないでしょうか。非常に抽象的なので、何が余裕なのかよく分からないですけれどもね。出庫時間ね、ずいぶんゆったりとされてる方も中にはいらっしゃるようですけども。よろしいんじゃないでしょうか、今ので。
清水:とりあえず先。
社長:まぁいつまでもね、お弁当食べてたり色々やっている方もいるみたいですけど。
(
http://blogs.yahoo.co.jp/gungoroso/70138339.html へ続く)